2000-04-21 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
乗り合いバスとタクシーの運賃制度については、その公共性から、認可制を堅持するとともに、上限と下限を定めた幅運賃制が自由化の限界であると考えております。 基本的には、運賃で競争させるべきではなく、ましてや航空のような運賃競争は、利用者と公共交通にとってはよい結果にならないというふうに私は思っています。
乗り合いバスとタクシーの運賃制度については、その公共性から、認可制を堅持するとともに、上限と下限を定めた幅運賃制が自由化の限界であると考えております。 基本的には、運賃で競争させるべきではなく、ましてや航空のような運賃競争は、利用者と公共交通にとってはよい結果にならないというふうに私は思っています。
現在まで、初乗り短縮運賃でございますとか複数の運賃、ゾーン運賃制、幅運賃制が導入されてきておるところでございます。 今後の規制緩和後の運賃制度につきましては、今申されましたように、事前の車両選択が困難あるいは地域によって独占、寡占になる可能性があることから、利用者保護の観点から上限の規制が必要と認識しております。
それを考えますと、結果としては、タクシーには上限と下限を定めた幅運賃制という方向しかないのではないかというふうに思っておるわけであります。 運賃で競争をさせてはいけないと思っていること、最低運賃制が必要なこと、さらに、どのような運賃競争を考えておられるのか、このことについてお聞かせをいただきたいと思います。
九六年に実施された幅運賃制というんですか、その前後の通常期の普通運賃を比較すると、この幅運賃制が導入された後、一般的には当然運賃が安くなったという認識であるのかなと思っていたんですが、その幅運賃制が実施された前後の通常期の普通運賃を比較すると、安くなった路線もあるけれども、かなり多くの路線で運賃は実は高くなっている、こういう指摘もあるようですが、実態としてはどう認識をされているんでしょうか。
その間にもいろいろ疑問があったものですから、黒野局長初め幹部の方に私の議員会館の部屋まで三回、四回と御足労願いながら、私としては大論争をしたつもりなんですけれども、そういう中で私が一貫して主張し続けたのは、路線枠への新規参入を前提としない限りは、幅運賃制の提案は運賃値上げの根拠になる可能性が高くて、それだけだと政策として絶対間違っていると。もしやるとすれば結論は二つしかないと。
したがいまして、このいわば限られた競争の中で一番いいやり方は何だろうかということで出しました結論がこの幅運賃制でございます。
去る二月二十二日、運輸委員会で私は航空運賃の改定について幅運賃制の問題を取り上げさせていただきました。この幅運賃制については、新聞情報その他で国民の間に大変な不評を買っているという報道でありました。
一方、運賃につきましては、いろいろまた御責見がございましたが、この限定された競争の中で何とか各社が意欲的に経営努力をしていただけるためにはどうしたらいいかということを考えた結果、幅運賃制というのを導入させていただいたわけでございます。
確かに、大臣も所信表明におきまして、ダブル・トリプルトラック化の推進の問題であったりとか幅運賃制への迅速かつ円滑な移行、こういうことを挙げておられますが、この点に関しましても、先ほど佐藤委員が御指摘のような問題をまだまだ含んでいる、こういう現状でございまして、その中で、まだ我が国の航空行政においては、原則規制、一部自由、こういう感が否めないわけでございますが、この点を踏まえまして、今後の規制緩和の方針
今の御質問がなぜ幅かという御質問だとするならば、これは上限がない場合には最悪の場合事業者の方がかなり高い運賃、コストよりも大幅な運賃を設定することもあり得ないわけではないということで上限を設定したわけでございますし、また下限の方は、不当な競争によっていわゆるダンピングというような事態になりますとこれは長期的に見れば利用者にとっても利益はないと考えまして、さような意味におきまして幅運賃制を導入したわけでございます
次に、この関連ですけれども、幅運賃制を導入した理由について改めてお伺いしたいと思います。
○横尾和伸君 この幅運賃制、制度そのものの批判なのか、あるいは今回制度と称してとった具体的な方策そのものなのかはよくわかりませんけれども、いずれにしても幅運賃制の評価というのは、報道によりますと、国民は大変な怒りを持っておられる方が多い、極めて評判が悪いんです。
航空につきましては、ダブル・トリプルトラック化等の競争促進施策を着実に推進するとともに、昨年末に導入した幅運賃制への迅速かつ円滑な移行等を通じて一層の経営の効率化及び運賃の多様化を進めてまいります。
航空につきましても、ダブル・トリプルトラック化等の競争促進施策を着実に推進するとともに、昨年末に導入した幅運賃制への迅速かつ円滑な移行等を通じて一層の経営の効率化及び運賃の多様化を進めてまいります。
普通運賃につきましても昨年十二月に幅運賃制を導入したところでありまして、今後、航空会社におきましてこれらの制度を活用した多様な運賃の設定が図られ、沖縄を初めとする観光需要の喚起が図られることを期待いたしております。 次に、外交に関連し、まず冒頭、中国が台湾に対しミサイル攻撃計画を準備中との報道に触れ、これは非常に大きな問題、そうした御指摘をいただきました。